デザイン

ノンデザイナーが企業パンフレットのグラフィク・デザイン制作をして気がついた7つのこと

デザインとは

ノンデザイナーである私ですが、デザインについて書きました。私はデザインの学校は出ておりません。デザインの賞も取ったことはありません。仕事でデザインに携わっているだけです。デザインについて考えたり、見たりすることは好きです。また企画書や提案書を制作することも好きです。(とはいえ、しんどくて、苦しくもありますが…)現時点でデザインについて感じることを備忘録として記録することにしました。もしかすると数年後には考えが変わっているかもしれません。ちなみに、ここで言うデザインとは、広告制作物全般の商業デザインの意味で使っています。

もちろん、間違いなくプロのデザイナーに依頼するのが一番です。なぜなら、ノンデザイナーが気づくことができない視点があるからです。また、ノンデザイナーでは思いつかない表現力があるからです。

ただ、ノンデザイナーであっても訴求力があり、伝わるグラフィック・デザイン制作は可能だと考えています。見やすく、わかりやすいモノを作ることは可能です。デザインとは、問題解決の手段です。見る人にとって問題解決のヒントやきっかけになるモノにするために必要なことは、テクニックでもなければ、グラフィックソフトを使いこなす加工技術でもありません。(極端な言い方をすると、それらはネット検索すればいくらでも吸収できます)

一番大事なことは、整理整頓、強弱、メリハリ、シンプル、一言で伝える言葉、ページの構成、それらをまとめる力です。つまり、『編集力』があればいいのです。

編集については、『はじめての編集』菅付雅信著(アルテスパブリッシング発行)がとても参考になります。

本の中で、次のように編集の定義をされています。

編集する行為とは「企画を立て、人を集めて、モノを作ること」
また編集の基本とは、「言葉、イメージ、デザイン」

編集の基本とは、言葉を考え、イメージを考え、デザインすることです。つまり、『編集力』があれば、ノンデザイナーであってもグラフィック・デザイン(広告制作物)を制作することは可能なのです。

これから、ノンデザイナーの私が企業パンフレットのグラフィック・デザイン制作(ライティング・写真を含みます)をして気がついた7つのことを書いていきます。当たり前のことしか書いていないかもしれません。また、デザイナーからすると抜けていることもたくさんあるかもしれません。もしくは、それは違うよと言うことを書いているかもしれません。あくまでも10年以上広告業界で働いてきた私の現在地になります。ご了承ください。

デザインで大切な7つのこと

1.整理整頓

デザインの本質は、装飾することやビジュアル加工を上手にできることではなく、何を?どう伝えるのか?を、整理整頓することです。もちろん、テクニックはあるに越したことはないのは言うまでもありません。

2.写真(またはイラスト)とコピー

写真がとても重要です。さらに言うと、写真とコピーがとても重要です。何を伝えたいのかが一目でわかる写真伝えたいことを端的に表現する言葉。これさえ抑えれば、目に止まる可能性が高まります。手に取ってもらえる可能性が高まります。読んでもらえる可能性が高まります。そして、伝わる可能性が高まります。

3.色は使いすぎない

色は使いすぎない方が見やすい。またシンプルな方が伝わりやすい。(ちなみに私は色キチです。言葉が汚いですが、色キチガイと言う意味です。もっとわかりやすく言うと色の才能がないと言うことです。ただし、色のセンスは身につけられます。

センスについては『センスは知識からはじまる』水野学著がおすすめです。

本の中で、次のようにセンスを定義されています。

センスとは、蓄積された知識を最適化すること

つまり、センスは誰でも身につけることができるという意味です。

4.レイアウト・配置・余白

余白の使い方が重要です。詰め込み過ぎは見づらい。読まれない。伝わらない。そして伝わらなければ、読んだ人の行動まで促すことはできません。最重要事項は、デザインしたモノ(広告制作物)を読んだ人が行動することです。人を動かす文章を書くために必要なことは、『人を操る禁断の文章術』メンタリストDaiGo著(かんき出版)で学べます。

5.文章は短く

文章はなるべく短い方がいい。説明はなるべく短い方がいい。そもそも読んでもらえるという前提を疑う必要があります。なぜならば、そもそも広告とは、読んでくれないかもしれない人たちに読んでもらうモノだからです。企業や団体が発信する全てのアナウンスは、広義の意味で、全て広告と言えます。「うちはこんな活動をしています!」「うちはこんな商品を扱ってます!」「うちはこんなサービスを提供しています!」など。ただ、そもそものスタートラインは聞いてもらえないかもしれない、読んでもらえないかもしれない、を前提に考えた方がいい。だから、簡潔明瞭にわかりやすいのが一番です。

6.フォントは使いすぎない

フォントの種類は使いすぎない。多くても2~3種類以内に抑える。太字や下線などでメリハリをつけたりして使うフォントの数を減らす。フォントを使いすぎると、読む人が見づらいです。

7.コンセプト

伝えたいことを1つに絞る。あれもこれも欲張ると、何一つ伝わらない。

まとめ

これからは『編集力』を身につける必要を感じます。それは出版社に勤務する編集者のことを言っているわけではありません。私を含めたフツーの人たちに必要だと思います。なぜなら人生そのものが編集だからです。

過去を振り返ると学生時代の卒業アルバムも編集そのものです。音楽のマイベストを作成することも編集です。今や世界中の何十億人が参加するTwitterやFacebook、InstagramなどのSNSもデジタルコンテンツの編集です。またそれぞれの職場で書類をまとめたり、企画書・提案書をまとめたりする行為も編集と言えます。

このように私たちは毎日編集をして生きているとも言えます。そして、おそらく誰もが自分の好きな分野を編集する行為は楽しいはずです。だから今後ますます編集するスキルは重要になってきます。

編集の基本とは、言葉を考え、イメージを考え、デザインすること

ですから『編集力』があれば、ノンデザイナーであってもグラフィック・デザイン(広告制作物)ができるのです。さらには、実際に自身がデザインするのではなく、デレクションをすることで完成させることも可能になります。もちろん、いろいろ大変です。決して簡単ではありません。

デザインを理解することで、問題解決するための思考力が高まります。思考することによって、これまでとは違う視座・視点が手に入ります

編集という視点をもつと、デザインだけではなく、言葉や、イメージ(写真・映像・絵)をより楽しめるはずです。

 

最後にノンデザイナーがデザインする際に強力な武器となる本を紹介します。『ノンデザイナーズ・デザインブック』Robin Williams著/吉川典秀訳(マイナビ出版)です。この本で4つの基本原則(近接・整列・反復・コントラスト)学べます。

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