『PLAY・JOB』ポール・アーデン著
仕事、楽しんでる?ビジネスを遊びに変える発想術
著者曰く、この本は「常識はずれな行動」の重要性を説明している解説本です。この本を読んだ後は、もう悩んだり、迷ったりする必要はない。そしてこの本は矛盾だらけだ。つまり、当たり前だと思っていることは、当たり前じゃないってことが書かれています。内容も装丁もデザインも雰囲気があります。出版元は、“本を読まない人にも読んでもらえる本を作る”というコンセプトの出版社・サンクチュアリ出版です。
◆サンクチュアリ出版
ちなみにこの本には目次がありません。とても短い文章と写真の本。簡単に言えば、世間一般的な本ではないかもしれない。こんなの本じゃないっていう人もいるかもしれない。ただ、読んだ人の想像力を膨らませ、行動を起こさせるチカラがある本だと思います。また、この本の表紙裏に書かれたコピーもなかなか秀逸です。
この本はポケットに入るインスピレーションです!
メンタリストDaiGo著「人を操る禁断の文章術」でも書いてありましたが、文章のたった一つの目的、それは『今すぐ読み手を行動させること』「文章とは、読まれるために書くものではない。行動させるために書くものだ。」と言っている。つまり、
読む→コトバに反応する→想像する→行動を起こす
◆興味がある方はこちら
まさに、このポール・アーデンの『PLAY・JOB』は、読み手のインスピレーションに働きかけ、行動を起こさせる、そんな本だと思う。だから、決して美文ではないし、かっこい言い回しとかもありません。ただ、何か読者それぞれで感じるものが必ずあると思うので、興味のある方は是非、読んでみてください。
ポール・アーデン心に刺さる20フレーズ
以下のフレーズで気になるものが5つ以上ある方は読むといろんな気づきがあると思います。
最初から「誰も選ばないもの」を選べ。それが正解だから。
常識に逆らえ。
あえてダサいものを選べ。
「無難な選択」を疑え。
やらないより、やっておけ。
「いままでの自分」を捨てろ無茶を恐れるな。
従順な毎日を捨てろ。
「やりすぎ」くらいを目指せ。
なんでも面白がれ。
自分をアーティストだと思え。
限界をぶっ壊せ。
エゴを隠すな。
会議をなくせ。
スタイルを守れ。
賢くやろう。としない人が一番賢い。
余計な説明をするな。
退職。それが真剣さを見せる方法だ。
クビ?それはあなたの身に起こる最高なハッピーな出来事だ。
コンセプトを絞れ。