『マインドタイム』ジョン・フューレイ著
ジョン・フューレイ著の『マインドタイム』を読みました。たまたま、書店をぶらついていた際のいわゆる「ジャケ買い」のようなものです。正確に言えば、パラパラとページをめくりました。実は、あるコトバに反応して購入したのです!そのコトバは・・・スタイル。『ジブンスタイル』というブログサイトを運営していまして、スタイルという言葉に敏感になっております。
なぜ?スタイルというコトバに反応するのか考えてみました。私は、学生時代に剣道をやっていました(弐段です)。剣道は、よく、「心・技・体」と言い表されますが、剣道で一番大事な基本は何だかわかりますでしょか?実は『型』なんです!剣道のことをご存知ない方も「上段の構え、中段の構え、下段の構え」とか聞いたことないでしょうか?最初に『型』から学ぶんです!そのせいかどうかわかりませんが、私は、新しい物事を学ぶときに必ず『型』から入るタイプなんです。
つまり、カタチから入るタイプなのです。『型』とは、つまり、『スタイル』。私の『スタイル』の定義は、『型、考え方、スタンス、在り方』と捉えてます。私の本質はここだなと感じております。
だいぶ前置きが長くなりましたが、さっそく、本題に入りたいと思います。ざっくり、簡単に言うと、この本には、思考を「過去・現在・未来」という3つの時間軸の視点から捉えるこで人を理解することが書かれています。
時間スタイルとは?
過去思考 〔特徴:思慮深い〕
過去に視点をおき、成功や失敗の体験を記録し、過去を探索し、何よりも、正しいことや事実を確実に見極めようとする思考。
【思考スタイル】 確実性の追求 ⇒ 『何がわかるのか?』
現在思考 〔特徴:現実的〕
現在に視点をおき、現時点における資産やリソース、動向をモニターし、目標を実現するための計画を練り、目標達成に向けての動きを管理する思考。
【思考スタイル】 実現性の追求 ⇒ 『何ができるのか?』
未来思考 〔特徴:想像力豊か〕
未来に視点をおき、新たな可能性を描き、熱意と確信を持ってその機会を模索し、絶えず変化を促し、その変化に適応しようとする思考。
【思考スタイル】 可能性の追究 ⇒ 『何が浮かぶの?』
マインドタイムとは?
時間スタイル、3つの思考のそれぞれの特徴、性質を理解し、人間関係や組織関係のコミュニケーションに役に立てるもの。イノベーションを実現させる場合など、思考の使う順番や方法論、マッピングによる可視化でによるわかりやすいフレームワーク。
自分の時間スタイルが知りたい方はコチラ(無料です)
↓
3分でできる!「時間スタイルテスト」で自分のマインドタイムマップを調べてみよう!
時間スタイルは、3つの思考の組み合わせパターンで10個に分類されます。
1.「過去思考」
2.「過去ー現在」思考
3.「過去ー未来」思考
4.「現在思考」
5.「現在ー過去」思考
6.「現在ー未来」思考
7.「未来思考」
8.「未来ー過去」思考
9.「未来ー現在」思考
10.「統合思考」
自分があまり使わない思考の人に対しては、「抵抗」します。また、今までと違う新しい思考を手に入れるためには、練習するしかないと述べてます。チームビルディングを体得されたい方には、とても良書ではないかなと思います。興味のある方は是非、ご一読を。ちなみに、私は「未来ー過去」思考でした!