『洋服はサイズが命』という基本
デザインがどうのこうの、色がどうのこうの、その前にとても大事なことは「サイジング」だと思います。誰にでもできることなのですが、実際にできている人は少ないのが現状だと感じます。特にスーツに関していうと、体型より大きいサイズを着ている人が圧倒的に多いです。
簡単にいうと、自分の体型を隠すのではなく、自分の体型を出すことを意識した方がいいと思います。今持っている洋服のサイズを調整するだけで、確実に「洋服に着られている感」から「洋服を着こなしてる感」に移行しますので、それだけで十分におしゃれに見えます。この機会にサイズの見直しをしてみてはいかがでしょうか?見直す3つのポイントを書いていきたいと思います。よかったら是非、参考にしてみてください。
2018年5月9日加筆・修正・追記しました。
サイズを見直す3つのポイント
袖丈
Yシャツは、必ずジャケットより1〜1.5cm見えるようにする。
大きすぎるジャケットを着ている方は、Yシャツがジャケットの袖に隠れて見えません。もうそれだけで、ヤボったく見えてしまいます。今、ジャケットの袖丈は購入したお店でもリサイズできますし、街の洋服のリフォーム屋さんでもできます。
詰め方は2種類ありまして、「袖側」から詰める方法と、「肩側」から詰める方法があります。袖から詰めた場合、ボタンの位置バランスが悪くなりますので、ボタンの位置もズラす必要があります。また、ボタンが本切羽の場合は肩から詰めることになります。
ちなみに、本切羽とは下の写真のようなことをいいます。
↑本切羽(ボタンが外れた状態)
↑本切羽(ボタンをとめた状態)
着丈
↑お尻を出す!
お尻が全部隠れるジャケットを羽織っている方が多いです。お尻は見せましょう!その方がヤボったく見えません。お尻半分見せぐらいがちょうどいいかもしれません。脚が長く見える効果もあります。逆にジャケットでお尻を隠す人は、脚が短く見えます。どんどんお尻見せましょう!
着丈もお店でリサイズしてもらえます。
裾丈
↑裾丈
裾丈はリサイズしてもらう方が多いと思います。ただ、長過ぎる方が多いです。よくハーフクッションと聞きますが、それよりも短めでも全く問題ありません。ひきずるくらい長い裾丈は、ヤボったく見えます。
まとめ
たったこれだけと思われた方もいるかもしれません。ただ、たったこれだけのことができていない人が多いです。ダボダボとゆったり過ぎであったり、ピチピチとタイト過ぎであったりと。。。ジャストサイズの洋服を着るだけ、ただそれだけでおしゃれに見えます!スタイリッシュに見えます!スマートに見えます!サイズさえ間違わなければOKです。他のことはあまり気にしなくても大丈夫です。ジャストサイズの洋服を着る基本を抑えてから、次のステップに移行しましょう!